独身時代に聞きたかった言葉がいっぱい・・・
2018年7月期・日テレ系で放映される連続ドラマ、サバイバル・ウェディング。
主人公の黒木さやかが、勤務先rizの編集長・宇佐美に突きつけられた条件、「半年以内に結婚しろ」。
宇佐美は自分大好きな変人キャラですが、高級ブランドのマーケティング理論を恋愛に持ち込み、さやかの恋愛を徹底指導します。
ここでは、そんな宇佐美から出てくる名言やグサッとくる発言を独自目線でまとめていきます!
これらの名言・発言により、さやかが少しずつ変化していくのがおもしろいんですよ^^
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名言1、お前がエルメスくらい価値を高めれば、男なんて余裕ってことだ
さやかは出版社を寿退社した日に、婚約破棄をされます。
そこで出版社に復職を相談し配属されたのが、宇佐美がいるriz編集部ということなのですが、初対面の日からいきなりグサグサと言われます。
なぜお前が男に捨てられたかわかるか?それはな、お前の市場価値が相対的に低いからだ
いきなりそんなこと言われたら泣いてしまう・・・(笑)
宇佐美はこのように説明しています。
エルメスのバーキンが百万円だったら買うやつがいるかもしれないが、ユニクロのバッグが百万円だったら誰も買わない。
バッグと同じように、男も無意識のうちに女の価値を計算しているんだ。
男はな、いい女なら金も労力も惜しまない。プレゼントが欲しいと言われればプレゼントをするし、迎えに来いと言われれば迎えに行く。
逆にどうでもいい女には何も提供しない。
お前の男は、お前に結婚という代償を払う価値がないと判断したんだ。
これを対面で言われたら怒りがこみあげてきそうですけど(笑)、冷静に考えればそうかもしれない・・・と妙に納得してしまいます。
ここで出てくる高級ブランド理論は「エルメス」
サバイバル・ウェディング、宇佐美の恋愛指南には、高級ブランドのマーケティング理論やブランディング理論が織り込まれています。
ここで出てくる理論は、エルメスについて。
エルメスはセールをしないし、全て自社生産をしてアウトレット品を出さない。予約してから一年待つほど生産量を制限する。
バッグに価値を持たせるために、ショーウィンドウの見せ方からアフターサポートまであらゆる企業努力をしているんだ。
そうなのか!と勉強になります^^
名言2、男が喜ぶことをするんじゃなくて、男の脳が喜ぶことをするんだ
さやかと婚約破棄した元彼・和也は、別れて少ししてからさやかに連絡を入れます。
そこでさやかは連絡する、と宇佐美に相談したところ、待てをかけられます。
「自分のやり方でやりたい」と反抗したさやか。
私だって彼のためにいろいろしました。仕事が忙しいっていうから電車で一時間かけて家まで行ってあげたし、いつも部屋の掃除してあげてたし・・・
すると宇佐美からこんな言葉が出てきます。
それはな、顧客のニーズを満たしているんじゃなくて、顧客の言いなりになっているんだ。
男が喜ぶことをするんじゃなくて、男の脳が喜ぶことをするんだ
[marker]言いなりになっていないつもりでも、こういう経験がある女性って決して少なくはないんじゃないでしょうか。[/marker]
名言3、いかなるときも自分にだけは愛を注がなければならない
再会をきっかけに、和也は体を求めてきます。
それに応じてしまったさやかはやっぱり和也のことが好き、今のままでいい・・・ボロボロになるまで振り回されるのが恋愛だと思う、と本音を宇佐美に打ち明けます。
すると宇佐美は、ルイ・ヴィトンのマーケティングを取り上げながら、さやかに質問します。
お前は、自分が好きか?
何かドキッとしますね・・・宇佐美はこう続けます。
いかなるときも自分にだけは愛を注がなければならない。
自分を愛するということは、自分を甘やかすことじゃない。
自分を愛すれば、時間を無駄にすることはないし、自分を磨くことができる。
自分を傷つけることもなければ、自分の体を大切にする。
お前が体だけの関係を続けているのは、自分への愛が足りないからだ
バッグは代わりがいくらでもあるが、お前の体はこの世にたった一つしかない。お前自身が愛を注いでやらないでどうする。
昔読んだ恋愛指南本にも、こういったことが書かれていましたので、心がけたいマインドですね。
名言4、1ミリたりとも妥協するな
名言3の「自分を愛せ」を聞いたさやかは、同僚の多香子に手伝ってもらいながら、部屋の中を断捨離をします。
そのことをコラムに書いて提出したところ、編集長から高評価。
その会話のくだりで編集長がさやかに、結婚相手に求める条件を聞いてきます。
さやかはこう答えます。
安定ですかね・・・
(中略)
外見がさわやかで、わたしのこと好きになってくれて、浮気しない人です。
で、できれば次男がいいですかね・・・
・
・(宇佐美が黙ったまま難しい顔をするので)
・
やっぱり妥協したほうがいいんですかね
そこで宇佐美は間髪入れずに答えます。1ミリたりとも妥協するな、と。
たった1度の結婚だぞ。妥協して選んだ相手と結婚したくないだろう
そりゃそうですよね。
その後、ブランド理論を交えながら宇佐美は解説します。
ここで出てくるのはコーチの理論、ポジショニング戦略!
宇佐美はさやかが挙げた条件を地味だと言ったり、さやかのことを、
エルメスやシャネルのようなスーパーブランドにはなれないが、コーチならなれる
と、ちょっと失礼なことを言います。
それに続いて、宇佐美はコーチの戦略を出してさやかに説明をします。
コーチが徹底的に市場調査をした結果、二十万だったらエルメスやヴィトンを買う。
三万円のバッグは持ちたくない。
六万から八万円のバッグを提供しているブランドが存在しないというホワイトスペースに気づいた。
(中略)
つまり、コーチは勝てる戦略を選んで勝負しているんだ。
だから激戦区のヨーロッパよりも、北米やアジアを中心に出店しているんだ。
それともう一つ、コーチは他のブランドが決してやらなかった戦略があった。
顧客に次シーズンのサンプルを見せて、(中略)使う側の声を聞いて商品に反映させたんだ。
空いている市場を見つける。顧客の要望に徹底的に答える。
コーチが採用した二つの戦略を実践すれば結婚相手に妥協する必要がなくなるんだ。
実際に後輩も、この戦略で結婚相手をゲットしていました。
その子曰く、「同い年など年の近い人だと今からは難しいので、10くらい離れてる人を狙うことにしました。それが私の戦略です」とのこと。
30歳前後の年が近い人は競争率が高いか、自分が落とすのは難しいので、結婚したいと思っている年上なら比較的競争率が低いことに目をつけたそうです(笑)
名言5、お前は自分にしか興味がないんだな
これはちょっとドキッとする言葉ですが、婚活女子あるあるのことじゃないでしょうか。
名言4に続く会話でこの言葉が出てくるのですが、宇佐美はこのように指摘します。
お前は男に興味がないんだ。
男に興味がないから男を知ろうとしない。
男を知らないから男のニーズに応えられなくて、恋愛がうまくいかないんだよ。
これ言われたら「はい!?!?」と言い返したくなりますが、このあと続く宇佐美の解説はなかなか的を得ています・・・
どうせ、お前が考えていることなんて、どうしたらいい男に出会えるかとか、どうしたら結婚できるかとか、そんなところだろう。
要するにお前の興味対象は自分なんだよ。
もっと純粋に男が何を考え、何を求めているのか知れ。
そうすれば男のためにファッションを変えることくらい簡単にできる。
確かに私が独身のときも、似たようなことを考えていました・・・
どうしたらいい男に出会えるかとか、どうしたら結婚できるかとかそういう「方法」を模索しがちですよね。
でもどうやら考えることはそこじゃないようですね。
名言6、人を幸せにできる人間になれ
宇佐美の買い物に付き合わされたさやか。
帰りに2人でお茶していたときに出てきたフレーズです。
第7話で出てくる名言です。
誰かに幸せにしてもらうんじゃなくて、人を幸せにできる人間になれ。
これって、簡単なようだけど実は忘れがちな考え方ではないでしょうか。
結婚したい=誰か幸せにしてッ!!と思っちゃいますよね。
でも宇佐美の説明を聞いて冷静に考えましょう。
どんなに金を持っているやつでも、将来はどうなるかわからないんだ。
勤めていた会社が倒産するかもしれないし、病気になるかもしれない。
そんなとき、お前が男になって支えてやれ。
相手に頼った考え方ではダメなんだなと私自身、同棲・結婚してから実感しています(笑)
そういった意味で、婚活中にこの言葉は覚えておいて損はないと思います。
つまり、
- 自分が幸せにしたいと思う相手か?
- 一緒にいて幸せを感じる相手か?
という目線が大事なのではないでしょうか!
さらにグサッと来る言葉2連発
この名言のあと、さらに心に刺さる言葉を宇佐美は言います。
外見の美しさなんていつかは価値が下がるだろう。
でもな、人を幸せにする力っていうのは年をとっても価値が下がることはないからな。
これは恋人に求める条件でも言えるのではないかなと思います。
目先の美しさ・かっこよさで判断してしまいがちですが(もちろんそれもある程度は大事だけど)、この先ずっと一緒にいるであろう人に対してそれだけで判断するとリスクが高いですよネ。
二十歳の顔は天からの授かりもの、三十歳の顔は自分の生き様、五十歳の顔には価値が滲み出る。
これはココ・シャネルの言葉だ。
婚活中焦りを感じても、美しい・かっこいいではない、その人の顔から出ている空気感を読み取りたいものです。
\サバイバル・ウェディングの著者が執筆時に参考にした本はこちら/
名言7、結局な、結婚できるやつっていうのは、目的意識が強いだけなんだ
これも、名言ですねぇ。
宇佐美はLNMH(モエヘネシー・ルイヴィトン)の会長のベルナール・アルノーを例に挙げて以下のようにさやかにアドバイスをします。
お前も結婚したいならアルノーのように目的に忠実になれ。
そして不要なもの切り捨てろ。
一番大切なものを手に入れるためには、二番目に大切なものを捨てなきゃいけないときがあるんだ。
この言葉を実際に現したのが、お笑い芸人の横澤夏子さんじゃないでしょうか。
宇佐美はこれらの言葉の前にも大切なことを言っています。
男なんてな、世の中にいくらでもいる。
でも、お前の時間は失ったら戻ってこない。
「いつかは結婚できる」と思う女性は少なからずいるはず。
でも、待っていても誰も来ないのは体験済みだし(笑)、私のまわりの結婚している子も、行動あっての子が多いです。
時間は限られているということを意識し始めたら、自分が変われるのではないでしょうか。
(番外編)婚活女子に参考になる、ちょっとした宇佐美の言葉
名言、とまではいかないけど、参考にしたい言葉をピックアップしてみました。
一人や二人に出会ったところでいい男に出会えるわけないだろ
あ~・・・恥ずかしいですが独身のとき、一人や二人の出会いに期待していました!(笑)
いいか、一人や二人に出会ったところで、いい男に出会えるわけないだろ。
本当に自分に合う男を見つけたいなら、出会う男の数を増やせ。
本当にその通りです・・・そんなに確率高くないってわかっているはずなのについ少ない出会いの中で期待しちゃうんですよネ!
お前が黙っていてもアプローチしてくる男っていうのは、他の女にも接点を作れる男ってことだ
宇佐美はこう説明しています。
お前が黙っていてもアプローチしてくる男っていうのは、他の女にも接点を作れる男ってことだ。
そういう男は浮気をしやすいし、他の女という選択肢があるから気持ちが移る可能性も高い。
(中略)
男の恋愛に最も求められる能力は行動力。
自分から誘えない男には何も起こらないってことだ。
それなのに恋愛に行動を起こさない男は増える一方。
だからスペックが高くても女がいないやつは大勢いる。
だからお前はそういう男を引っ張り出すために、最初のひとことでいいから話しかけて相手の射程距離に入ってやれ。
女性はきっかけ作りをしてあげることが大事ですね!
まとめ
変人全開の宇佐美ですが、実は部下思いのいいやつ。
そんな宇佐美の、高級ブランド理論を取り入れた恋愛戦略は、果たしてさやかの婚活を成功させるのでしょうか!?
参考にしていただけたら嬉しいです。
続編として、婚活がうまくいっていないときに!サバイバル・ウェディング名言その2もあります。よかったらどうぞ!
おまけ:Huluでサバイバル・ウェディングを観れます
- サバイバル・ウェディングを実際に観たくなったあなた
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今日紹介した名言は、ドラマ内では図の解説付き。
よりこれらの名言をイメージしやすく、かつ頭の中に入っていくかもしれません。
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