ボルドーワインを飲んでみたらまずかった・・・なんで?

ちょっと高いボルドーワイン買ったのにまずいよ~どうやって選べばいいの?

ワインにそんな詳しくなくても聞いたことがある、ボルドーワイン。

有名な、フランス・ボルドー地区のワインのことで、日本にも売られていますよね!

しかし、「2級格付けボルドーワイン!」とお店に書いてあるワインを買ったのに、飲んでみたらまずい・・・!なんでこともしばしば。

このページを開いたあなたも、もしかしたらそんな謎に遭遇しましたか?

そこでこの記事では、

・ボルドーワインがまずいと思ったのはなぜか?

・ボルドーワインの格付けの、驚くべき事実

について解説します。

ご安心ください。ボルドーワインがまずいと思ったのはあなただけではありませんよ。

それではどうぞ!

ざっくり結論値段や格付けと美味しさが比例しないその裏には「格付けの驚くべき事実」が・・・!

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ボルドーワインがまずいと思ったのは単に好みに合わないから?

ボルドーワインは比較的渋め、と言われています。

フランスの有名なワイン生産地として、ボルドーとよく対比されるブルゴーニュ地方があるのですが、

・ブルゴーニュ地方の人は、ボルドーワインのことを「泥のようだ」

・ボルドー地方の人は、ブルゴーニュワインのことを「水のようだ」

という風にお互いに批判するという伝説があります。(ブルゴーニュに行ったとき、本当にボルドーワインをディスっていました!笑)

そう言われるくらい、ボルドーワインは濃いめ・渋めのワインが多いんですね~。

だから、もしあなたが濃いめ・渋めのワインが得意でなければ、単に好みに合わなかっただけ、という可能性があります。

そうだとしたら、次からブルゴーニュワインを飲むといいかもしれません。

でももし、「2級格付けボルドーワイン!」とお店に書いてあるワインを買ったのに、まずかった!という謎に遭遇したのだったら、このあと衝撃的な事実をご紹介するので、ぜひ読み進めていってください。

ボルドーワインがまずいと思ったのは、2級格付けだから美味しいとは限らないから

「2級格付け」って聞くとすごそうな感じがしますが、これがいつ格付けされたものかご存知ですか?

実は、はるか昔でして・・・1855年なんです!

はい、1855年に格付けされたものが今も受け継がれているんです。

それ以降更新されていないため、「2級格付け!」とされているワインがまずい、というおかしな現象が起きてしまっているのです。

格付けとは、その地区の優良生産者がランク付けによって認定されている、といった感じです

ボルドーワインがまずい理由/格付けの驚くべき事実!

ボルドー地区のワインの格付けについて、もう少し詳しく解説していきますね!

ボルドー地区では、4つの地区で格付けが行われています。

4つの地区とは、

  • メドック地区
  • グラーヴ地区
  • ソーテルヌ地区
  • サン・テミリオン地区

を指すのですが、この記事ではその中で代表的なメドック地区の格付けについて解説します。

ボルドーのメドック地区は、「東京観光といえば浅草!」みたいな位置づけ。
とりあえずメドックだけ知っておけばOKです。

格付けが行われた経緯と基準は

1855年のパリ万国博覧会にあわせて、ナポレオン3世の命令によってメドック地区とソーテルヌ地区の格付けが行われることになりました。

1835年に産業革命が起きて交通が発達してパリからボルドーへの観光案内ができるようになったので、万博でボルドーワインを配って観光案内をしようとしたのが格付けとなる経緯と言われています(※諸説あり)。

このとき、1級~5級まで61個のシャトー(醸造家)が格付けされました。

で、そのときどんな基準で格付けされたかというと・・・その当時売れていた順なんです。

つまり、1855年当時よく売れていたワインが格付けで認定されているということ!

さらに驚くべきことに、その当時からほぼ更新されていません。

「ほぼ」と言っているのは、1973年にシャトー・ムートン・ロートシルトが2級から1級に上がったという更新が1度あっただけで、それ以外は、1855年から一切変わっていません。

そう、私たちが目にするボルドーワインの格付けはかれこれ160年以上前の基準なんです・・・

だからボルドーワインがまずいと思っても無理はない

160年以上前の基準が今も生きているメドック地区のワイン。

当然のことながら、1855年当時においしかったワインが今も美味しいかというとそうではありません。

とはいえ、格付けされているワインは「ブランドワイン」ということなので、味がどうであれ、高く売られていたり「2級格付け!」とちやほやされているのです。

よって、

・ボルドーワインは2級格付けだからといって美味しいとは限らない

・ボルドーワインは、高いから美味しい、というわけではない

のです。

「2級格付け」と書かれたボルドーワインがまずい!と思ったのなら、それは160年以上前の基準だから仕方のないことなのです。

まとめ/格付けにこだわらず、色々飲んでみて

1級に格付けされているワインはやはり美味しいものが多いですが、2級以下は値段のわりに味にハテナがつくこともしばしば。

なので、お店のPOPなどに「ボルドーワイン・2級格付け!」と書いてあっても安易に信じないほうがいいでしょう。

(※店員さんは事実を伝えているだけで、悪気はないと思いますが!)

値段のわりにまずいと思っても、それは味覚がおかしいとかではなく、格付けの基準が古いから「今も美味しい」とは限らないということ!

格付けされていないワインでも美味しいものはたくさんあるので、格付けにこだわらず試してみてください。

ちなみに、「値段が高ければ高いほど美味しい」というわかりやすさがあるのは、ブルゴーニュワイン。

ボルドーワインとは全然違いますが、ボルドーワインまずい・・・と思ったらブルゴーニュワインを試してみるのもいいかもしれませんよ!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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