こんにちは、きょうこです。
時々「冷暗所に保存してください」と書いてある調味料(やその他食品)を見ますが、あれはどこのことを指すのか、疑問に思ったことはありませんか。
私は突っ込みたくなります。
ということで、今日は冷暗所はどこだ!?という簡単な解説と、代表的な調味料の適切な保存場所をお伝えします。
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冷暗所はここだ!けど現代の家庭には・・・
冷暗所はどこを指すのか、私の持っている調味料本によりますと、
冷暗所とは、納屋や北側の裏玄関、床下収納を指す。
とのことです。
まとめると、日が当たらず涼しい場所って感じでしょうか。
ただ定義としては、冷暗所とは昔の住宅にあったような場所なんですね~。
つまり、[marker]現代の住宅で言うと、冷暗所に適した場所は少ない[/marker]のです。
そういえばおばあちゃんちには床下収納があり、確かにそこには冷蔵・常温どっちつかずな食材や調味料が入っていました。
現代の家庭では「冷暗所」は冷蔵庫が無難
ということで、現代の家でいうと冷暗所になりそうな場所は少ないので、無難に冷蔵庫を使うのがオススメです。
とはいえ、流しの下やコンロ下はダメなのか?という疑問も出てきませんか。
この2箇所の収納の特徴について少しお話します。
流しの下は湿度が高めなので、食品の保存は向かない
流しの下って広めのことが多いから食品を置きたくなりますが、[marker]お湯が流れるので、実は意外と湿度が高い場所[/marker]なんです。
なので総じて食品の保存には向かない場所です。
ほんとは流しの下は洗剤やらボウルやらの道具を置くのが理想です。
コンロ下の方が湿度低くて食品保存に適している
ではコンロの下はどうかというと、流しの下よりは湿度が低いので食品保存にどちらかというと適しています。
ただ、調理するときに火元に近い上段は温度が上がりやすいので、下段に置くのが理想。
では続いて調味料の保存の基本について解説します。
調味料別の保存の基本は
調味料の保存の基本として、酸化しないように注意するというのが大事です。
なので、
- ふたを開けっ放しにしない
- 火元の近くには置かない
- 直射日光を避ける
などに気をつけたいところです。
その他に、調味料別に保存で気をつけたいことはというと・・・
みりん:冷蔵庫では保存しない
みりんは常温で保存するのが適切です。
というのも、みりんを冷蔵庫で保存すると糖分が固まってしまうから。
ボトルの表記にも、「常温保存で」と書いてあるはずです。
うちにあるみりんのボトル表記によると白く沈殿しても品質には問題ないようですが・・・、できれば避けたいですよね。
ちなみに、みりん風調味料というのがありますが、これは開けたら冷蔵保存のようです。
「みりん」と「みりん風調味料」は似て非なるものです。みりん風調味料は、「みりんに似せた甘味料」です。
風味をつけるなら断然通常のみりん(本みりん)よ。
酢や油:光が大敵なので暗いところに
酢は殺菌力が強いので常温保存でOKですが、光と高温が苦手なので暗いところに保存しましょう。
油は火元で使うことが多いのでコンロまわりに置いている方が多いかもしれませんが、実はNGです。
油をコンロまわりに置いておくと酸化してしまう原因になり、油が臭くなってしまいます。
油も酢と同様、光と高温を避けて保存を!
マヨネーズ:0℃以下にならないように注意
マヨネーズは冷蔵庫で保存しますが、冷やしすぎに注意。
というのも、マヨネーズは0℃を切ると油が分離してしまうからです。
なので冷蔵庫の中でもドア付近など、比較的冷えすぎないところに置いてあげるといいでしょう。野菜室でもOKです。
ケチャップ:逆さ置きにしなくてよい
ケチャップを容器から出すとき、最初に水分が出てくることありませんか?
ケチャップはトマトの水分が分離するので、久しぶりに出すと水分だけが出てきたり、逆さ置きにしてるとその水分が漏れてしまうことがあります。
なので、逆さ置きにしなくてもOK・使うときは一旦振ってボトルの中をなじませてから出すといいでしょう。
また、マヨネーズと同じく0℃を切らないほうがいいので、冷蔵庫のドア付近に置いてあげます。
まとめ
いかがでしたか。
今日は、冷暗所とはどこなのか?と調味料の保存の基本についてお伝えしました。
調味料は酸化が大敵!保存がよければ風味が続くので、ちょっと気をつけてあげるといいかもしれません^^
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