
夏の贈り物、お中元。
毎年行われるやり取りですが、関東・関西によっていつまでに送るべきか変わってくるのをご存知ですか。
そこでこの記事では2020年のお中元について、
- 関東・関西それぞれいつまでに送ればいいのか?
- もし期間を過ぎたらどんな熨斗にすればいいのか
- お中元をもらってお返しを送るときの熨斗は?
について、洋菓子店の販売経験をもとに解説します。
これを読めばスマートにお中元関連の熨斗を選ぶことができますよ。
それではどうぞ!
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お中元2020関東関西はいつまでに送るべき?
お中元は、地域によって送るべき期間が異なります。
最近は年々早く送る傾向にありますが、目安としてはこんな感じ。
関東は7月前半に
関東の場合6月に送る人もいますが、多いのは「7月1日届け」もしくは「7月1日以降届け(2日とか3日とか)」を目安に手配するパターンです。
そのため、6月最終週あたりはお中元の特設会場が混み合います。
関西は7月後半に
一方関西のお中元は7月15日~と関東よりも少し遅め。
気にしないなら手配でき次第送ってもいいと思いますが、7月15日~に足並み揃えることが多いです(※私自身の洋菓子店での販売経験より)。
残暑お見舞い2020はいつから?
お中元の期間を過ぎてしまった場合は、そのまま「お中元」と書いて送るのではなく、送るタイミングに合わせて「暑中お見舞い」や「残暑お見舞い」を使います。
お中元の期間を過ぎてしまったら、このような熨斗にします。
- お中元期間後~立秋(8月7日)の前日まで:暑中お見舞/暑中お伺い
- 立秋(8月7日)以降:残暑お見舞/残暑お伺い
※「お見舞」か「お伺い」かは手配するお店によって異なるだけです
実際はまだ真夏でも、暦の上での切り替わりを参考にするのがポイント。
2020年の立秋は8月7日なので、ここが切り替わりになります。

お中元2020もらったときのお返しの熨斗は?
ではお中元をもらってお返しをしたいというとき、どんな熨斗を使うかについて解説します。
熨斗は3パターン考えられます。
- 御礼(花結び)
- 無地のし(花結び)
- 暑中お見舞/残暑お見舞(時期によって選択)
この中から相手との関係性や自分の好みで選ぶとよいでしょう。
- かしこまりたい(きちんとしたい)場合:御礼
- あまり仰々しくしたくない場合:無地のし
- 迷ったら:暑中お見舞/残暑お見舞
ただし無地のしの場合は「相手が何の贈り物かわかる(=お中元のお返しだとわかってくれる)」かどうかも考慮しましょう。
どれにすべきか迷ったら、百貨店なら聞けば優しく教えてくれますよ~。
お中元2020関東関西いつまで?のまとめ
この記事ではお中元2020の時期について、関東関西それぞれいつまでか・残暑お見舞いはいつからかについてお伝えしました。
参考にして頂けたら嬉しいです。
お読みいただきありがとうございました!