覚えとこ!卵料理・基本の配合はこれ!

こんにちは。

毎日の料理やはたまたお菓子作りに欠かせない「卵」。

実に色んな料理に使われますが、基本の配合があるのをご存知ですか?

 

今日はその中でも4つのメニュー(茶わん蒸し、プリン、カスタードクリーム、フレンチトースト)にフォーカスして[marker]卵1個に対するその他の材料の基本の割合[/marker]をご紹介します。

ちょっとしたその他のポイントも書いていますのでよかったら参考にしてください^^

 

これを知っておくと、レシピを見たときに自分好みの配合かがわかるようになりますよ!

目次

卵料理の基本配合1、茶わん蒸し

美味しく作れるとテンションがあがる、茶わん蒸し。

フルフル~のものから、しっかり卵の味がするものまで様々ありますよね。

これには、火加減ももちろん関係しますが、配合も大事。

 

茶わん蒸しの基本配合は・・・

卵1個に対し、だし汁140cc

※2人分

これに酒やみりん、塩・しょうゆを入れて好みの味にします。

 

これよりも、

  • 卵が多ければ「固めの茶わん蒸し+卵感が強い」茶わん蒸し
  • だし汁が多ければ、「ふるふる~でやさしい味わいの」茶わん蒸し

 

になります。

この基本の配合だと、だしの味もちゃんとしつつ、やわらかい茶わん蒸しができます。

 

きょうこ
しっかりめがいいか?柔らかめがいいか、配合によって変わってくるんですね~!

 

だし汁はもちろんイチから昆布とかつおでだしを取るととっても美味しいですが、私は茅乃家のだしパックでだし汁を作り、そのうち140ccを使っています。(残りはお味噌汁に^^)

顆粒だしを使うときは、箱に書いてある溶かす割合を確認しだし汁にしてから作るといいでしょう。

 

だし汁の半量を豆乳に変えると、やさしい味の茶わん蒸しに

豆乳茶わん蒸しを作りたいときは、だしの量の半分を豆乳に変えればOKです。

なので上の基本配合でいうと、卵1個に対し、だし汁70cc+豆乳70ccにすればOKですね^^

 

豆乳に変えると全体がまろやかになり、さらに上品な茶わん蒸しになりますよ~。

 

茶わん蒸しに入れてはダメなもの:それは舞茸!

プラスアルファでお話すると、茶わん蒸しは卵の性質のひとつ「凝固性」を使った料理です。

これは卵のたんぱく質を使った性質なのですが、舞茸にはたんぱく質を分解する働きがあるため、茶わん蒸しに使うとうまく固まらない原因になってしまいます。

気をつけてくださいね!

卵料理の基本配合2、プリン

 

続いてプリンを見ていきましょう。

プリンもまた、色んなやわらかさのものがありますよね~。

そして時々とっても食べたくなる魅力的なおやつです。

 

 

プリンの基本配合は・・・

卵1個に対し、牛乳100cc、砂糖大さじ1

これが基本のカスタードプリンの配合ですが、実際は牛乳を多めにしていたり卵黄・生クリームを入れたりと様々です。

卵黄や生クリームを入れるとコクのある仕上がりになります。

ちなみに卵白だけを増やすと、かつて流行ったようななめらかプリンにすることができます^^

 

プリン作りにバニラビーンズやアルコールを入れる意味は?

ここでもプラスアルファのお話をすると、プリン作りの材料にバニラビーンズやアルコールが出てくることが多いです。

というのも、バニラビーンズやアルコールは卵のにおいを抑える役目があるからです。

卵臭さを消してくれる、って感じですかね。

なので、多少面倒でも入れたほうがプリンは断然美味しく仕上がります。

ただ、バニラビーンズは結構お高い買い物・・・。バニラエッセンスやバニラオイルでも代用可能ですよ。

 

では続いてカスタードクリームの基本配合を見てみましょう~。

卵料理の基本配合3、カスタードクリーム

私はカスタードクリームが大好き。

一時期、「趣味:カスタードクリーム作り」と話していたほどです笑

 

で、これもプリプリのものだったりなめらかなものだったり色々あるわけですが、目安となる基本の割合はあります。

 

 

カスタードクリームの基本配合は・・・

卵黄1個に対し、砂糖20g、薄力粉8g

カスタードクリームは基本、卵黄だけを使います。

どんな卵の大きさ(M玉とかL玉とか)でも、卵黄の大きさはほぼ18g前後です。

これより粉が多いと「プリプリのカスタード」になります。

というのも、カスタードクリームの原理は、小麦粉を入れることでそのグルテンで濃度を出して固めているからです。

 

牛乳を加える前に卵黄と砂糖を混ぜておくのはなぜ?

カスタードの作り方を見ると、「卵黄と砂糖を混ぜてから」温めた牛乳を入れる手順になっています。

これは、温めた牛乳の温度で「卵が煮え返らない」ようにするためです。

砂糖と混ぜておくことで卵黄の固まり始める温度が少し上がるので、卵黄がダマになりにくいということです。

 

レシピの手順にはひとつひとつ意味があるので奥が深いです^^

卵料理の基本配合4、フレンチトースト

何だか甘いものばかりになってしまっていますが笑、最後はフレンチトーストの基本割合です。

といってもこちらについては理論というより、何回も作ってたどりついた私のオススメ配合です。

 

フレンチトーストのオススメ配合は・・・

卵1個に対し、牛乳大さじ2、砂糖大さじ1~1.5

 

フレンチトースト・・・大好きなのにいつも配合に困っていたんですよね~。

なので分量計りつつ色々検証してみてたどり着いたのが上の配合です。

これで6枚切りの食パン1枚分のフレンチトーストが作れる量なので、1人分にもぴったり。

 

牛乳を豆乳に丸々替えてもおいしいです^^

砂糖大さじ1~1.5としているのは、好みによって調整したほうがいいということなのですが、大さじ1だと甘さは控えめです。

なので「ザ・フレンチトースト」のイメージにするなら砂糖大さじ1.5、おかず系に仕上げたり甘いものをトッピングするなら大さじ1にするといいでしょう。

 

きょうこ
卵をほぐしたあと、一度ざるで漉してから牛乳等々を混ぜると、どろっとした部分が取れてより美味しい仕上がりになるのでオススメ!

まとめ

いかがでしたか。

今日は、ぜひ覚えておきたい卵料理の基本割合をお伝えしました。

復習すると、

 

  • 茶わん蒸しは:卵1個に対しだし汁140cc
  • プリンは:卵1個に対し牛乳100cc
  • カスタードクリームは:卵黄1個に対し砂糖20g・薄力粉8g
  • フレンチトーストは:卵1個に対し牛乳大さじ2・砂糖大さじ1~1.5

 

です。

レシピを見たときに、自分好みか?判断できると、レシピに振り回されなくなります。

参考にしてみてくださいね^^

最後まで読んで頂きありがとうございました!

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この記事を書いた人

空港関連→料理教室→ショコラティエという、方向転換を歩み現在は主婦。
好きなもの:いちご
得意なこと:ポジティブ思考
チョコレート専門のブログと当ブログの2つを運営中。

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